誘われて「デイ・アフター・トゥモロー」

ハリウッド版ゴジラやインディペンデンス・デイで知られるローランド・エメリッヒ監督最新作。友人と一緒にイッて来た。まーったく期待しなかったのが良かったのか、意外に楽しめた。ツッコミ所はイロイロあるし、不要なエピソードや設定もあって、ドラマな部分はもう少しどーにかなっただろーっつーのはあっても。大画面でアトラクション的に楽しむには十分迫力あるンで、あーゆー災害モノが好きなヒトは劇場で観るとエエかも、と思った。まー、そーゆーのがスキなヒト程、何かヒトコト言いたくなるような部分はあるかもナーとゆー気もするケド。
難点は最初に災害にあう東京のシーン。イイカゲンな上に作品的にも全く必要ないンぢゃナイか?どー見てもどこかの「中華街」にしか見えない安っぽいセット。日本人のサラリーマン役のしゃべる台詞が、どー聞いても片言日本語。アキラカニ、ニポーンジンヂャーナイアルネ。頭の大きさ程の特大の雹が降ってきて、もろ頭に当たっても平気だったり、背後に落ちて来た看板のカタカナの文字の形自体がオカシかったり。どーゆー意図があンの?ちなみに、日本人らしい役者さんは2名ちゃんとクレジットされている。
その後、友人宅でのんびりしてたら、突然、CD棚に飾ってあった2枚の写真が床に落下。写真の前には小さな置物が沢山置いてあるのに、それを飛び越え、写真だけがキレイに落ちたのだ。友人がその写真を拾い上げた途端に顔色が変わった。どうやら写真に何かを感じたらしい。オレも手に取った瞬間、鳥肌がぶわー。その写真は、アメリカの友人が紹介してくれたビルマの友人がくれた写真。どーやら、そのアメリカ人に関係ある何かが起こったらしい…友人はイキナリ目に涙を溜めて手を合わせたりし始めた。オレにもどーも、そーゆーケはあるらしいが、彼の方がどっちかとゆーと強い気がするので、急に不安になる。しかし、まあ、全然何でもナイっつーコトだって考えられるし、何が出来るとゆーワケでもナイ。無事を祈るのみ。