謎の微笑みペ・ヨンジュン

冬のソナタ」の視聴率が15%を超えたそーだ。ふ〜ン。参考までにと一回見てみたケド、退屈で寝るかと思った。グダグダ。何でウケてンの?ブーム捏造説も浮上してたワケが何だか判る。きっと、コレにハマるヒトの気持ちは、オレにはまーったく判らンだろう。にしても。ヨン様ことペ・ヨンジュン。どーしてこンなに、ニッポンのオバサマ達のハートを鷲掴みなのか?
「誰、このオバサン?」コレがオレのペ・ヨンジュンに対する最初の印象。スグに男、そしてオバサマ達に「微笑みの貴公子」として大人気と判明。うげ。なんつーキャッチフレーズ。何とも言えない居心地の悪さ。誰が考えたンだヨ。電通?どーやら眼鏡がチャームポイントと認識されている模様。めがねっ娘ならぬめがねっ男?何だか何かが間違ってる感じが、オレには拭えない。何だろー、この違和感。冬ソナの放映が始まるか始まらないかのタイミングで、既にペ・ヨンジュンは日本でブレイクしてたコトになってたらしい。オレの認識が違ってたら「ゴメン」だケド、やっぱこの辺だろーナ。明らかに仕掛けを感じるワケ。「今年の春はこの色が流行る」とブチ上げて、流行を予めコントロールしようとしてた、嘗てのファッション業界のやり方と同じ。あ、今でもそーか。にしても。それ以外にもナニかがオレに不快感を抱かせる。
ある時、それが何だか判明した。ペ・ヨンジュンは「スキャンダル」とゆー映画で主演を演じてる。眼鏡なし茶髪なし付け髭で、パッと見た目、冬ソナのペ・ヨンジュンと判らない。どーゆーワケか、コッチは大して不快感を感じないンである。本人もインタビューで語ってる通り、イメージチェンジ。冬ソナでの煮え切らない似非好青年的キャラから腹黒ドンファン的キャラへ。ンでもって、その腹黒キャラの方がハマッて見えるンである。イイ感じだと思う。まー、映画は今まで女を手玉にしてた男が、ある女に迂闊にも入れ上げちゃって純愛に目覚めた気になっちゃうっつー、一応純愛モノだケドネ。
結局、オレが不快なのは冬ソナでのキャラを引きずってるペ・ヨンジュンなのだ。冬ソナなンて見たコトなかったクセに、何故か、あの茶髪、あの眼鏡、あの曖昧な笑みがイヤ〜な感じを醸すのだ。怪しいヤツ過ぎって感じで。「オマエ、ホントはそーゆーコトするのヤなンだろー」と思っちゃう。第一、あの容姿ではオバサン臭くって貴公子って感じしネーヨ。おなべバーのホストって気すらしちゃったり。やっぱ貴公子っつったらTHE ALFEEのアノ方でキマリでしょー。オバサンっぽいから日本のオバサマ達に親近感覚えさせる作戦?大成功かも。多分、本人はあンなキャッチフレーズくっつけられて、痛し痒しなンだろーナ。冬ソナで眼鏡をかけたコトで、ドラマでのキャラ以上に、眼鏡がペ・ヨンジュンとしてのキャラの「特徴」として認知されちゃったのも、誤算以外のナニモノでもナイだろー。本人、イヤだろーナと勝手に思う。
貴公子が日本で見せる微笑みは諦念混じり。そンな気さえして来た。コレを機会に忘れよう。