イキオイでしゃべるコトに英会話上達の可能性を発見

アメリカ人は新幹線に乗って旅立ってイッた。寂しい気もするケド、しょーがナイ。お別れの前にスパゲティ屋でスパゲティを食べた。彼は余りお腹が空いてナイと言いつつ、結局スパゲティを一皿ペロリ。
一心地ついて、何故か洗濯の話題になった。オレの話の途中で彼が突然笑うので、ナニかと思ったら…。
「君、clothsの発音はクローセズじゃなくてクローズで良いんだよ。」
うへ。そーいやそーだっけ。彼は幾つか例えを挙げて納得させよーとする。いーヨ、判ったから。
「ゴメンね、慣れなくて。」「君に以前も指摘したような気がするけど。」「そーだったっけ。」いや、その通りです、ハズカシー。他には、ヘンと認識してるクセに、ついついイッちゃう「seems like」とか。いや、意識してる時は、あんましそーゆーのナイと自分では思ってる。ケド、気が弛むと出て来ちゃう。言わば「オレ訛り」。こーゆーのを彼に指摘されるのは割と最近になってからで、以前はなかった。指摘出来る位のレベルになったとゆーコトか?いーや、単に気が弛んでるだけかも。
いつか彼にこう訊いてみたコトがある。「オレの英語って上手くなったと思う?」「いや、変わらないよ。出会った頃から上手かった。」あー、大体アメリカ人はそーゆーよナ。イギリス人に同じコト訊いたら「いや、変わらないよ。出会った頃から悪くなかった。」って言われたゾ。まー、自分では、オレは前より早口で英語を話せるよーになった気がする。
「君は妙に辿々しい時があるかと思うと、突然流暢になったりするよね。」と彼はニコニコする。そーかも。大体、今はナニも考えナイでイキオイでしゃべってるしナァ。まー、何か伝えようとすれば、ナニかは伝わるンぢゃナイかと思って片言でも話せばイインだし。実際、彼は日本でそーやって乗り切ってるし。ええ、日本では皆が皆、英語しゃべるワケナイからネ。英語が日本語にかなり食い込んでるのが、彼にとって大きな助けになってるっつー事実はあるにせよ。