夢か現か霊体験か

夢は目が覚めると忘れちゃうモンだケド、最近、オレは暫く覚えてたりする。先日も余りにヘンな夢で可笑しかったので、ココに書こーとし始めた途端に、そのディテールが逃げてイク。今日見た夢も、書けるコトとイッたら…。
買い置いたカップ麺を食べよーと思ってたのに、腹が減り過ぎて昏睡状態になりぶっ倒れてる間、隠して置いたカニ缶を友人達に発見され、折角のカニ缶を台無しにされるケド、やっぱり腹が減り過ぎて動けナイ。
余程、お腹が空いてたンだネ、ぐぅ〜。その、カップ麺まで辿り着けナイ心理状態とか、カニ缶が台無しにされちゃった失望感とか、ムチャクチャなリアルさなのに、カニ缶を発見した友人達との会話はムチャクチャにシュール。そーゆー「印象」しか、もー残ってナイ。その夢の続きがオレ自身気になる位、可笑しかったのに。クヤシ〜。あ、夢判断的にはどーなンだろ、コレは。
オレは時々そーやって、夢を「観賞」してたりするコトがある。多分、他の人もそーゆー体験ってアルと思う。心理学的に何か「名称」が既に付いてるよーな現象のよーな気も。そンな時、夢を観たいよーにコントロールしよーとせずに、そのまンまの流れに任せて観るコトにしてる。一種の「映画」でも観てるよーな感覚だ。こーゆー場合は、大抵目を開けてしまえば夢は消えてしまう。しかし、目を閉じればナニかが見え、目を開ければ実際に目の前にあるモノが見えるとゆー体験をしたコトが、オレにはアル。
まるで、2つの場所を瞼の開閉によって行き来してるよーな感覚だ。コレは上手く説明出来ナイ。あ、別にヤクとかそーゆーのヤッてるとか、そーゆー話ぢゃナインで、誤解しちゃイヤンだヨ。まー、兎に角。目を開けると天井が見え、目を閉じると山々が見えるとか、そーゆー感じ。目を閉じると目前に広がった「イメージ」は、大体風景が多かったよーな気がする。もー記憶も朧気だ。一時期頻繁に起こったケド、引っ越した途端に現象消失。あの部屋では他にもヘンな目に遭ったし。一番「怖い」と感じたのはコレ。
ある朝金縛りになった。「あー、金縛りだー。」なンて思ってたら、布団の足下に誰かが立ってる気配がする。そして、自分の回りを誰かがグルグル歩いてる。金縛り状態なので、首が動かせなくて足下が見られナイ。でも、自分の回りを歩く「ソレ」を「認識」は出来た。「お坊さん?」何人かの僧侶が自分の回りをグルグル行進してるのだ。何とか目だけ動かして、足下を見た。そこには白い服を着た女性が立っていた。ナニか白いモノを被っている。途端に金縛りは解け、起き上がるとそれらは消えていた。
こーゆーのも、やっぱり脳が勝手に作り出す「夢」だとゆー研究があるのは知ってるケド、あーまでリアルに感じると、体験した本人としては、そーも言えナイ。目覚めて観る夢、それが霊体験っつーコトか?ワカラン。こーゆーのは「観賞」してる気分にもならン。「事故」に遭遇した感じ。あ、その部分は「自己」だって?ン〜、腹減り過ぎて倒れてカップ麺もカニ缶も喰えない「自己」。イヤだ。ムリヤリなオチ。それは夢だから。