全ての祈りは歌になる

選挙だ。良いコのみんなは投票へ。怠け者のオレはTVで選挙結果を眺めるのみ。「あー、やっぱり」とか言いながら。ダメなヤツ。
自民党苦戦っつーコトになってるケド、オレにはどー見てもそー見えナイ。民主党議席数が増えて他の政党の議席が減っただけ。民主党自民党に対するカウンター勢力っつーコトになってるケド、ホントにそーか?「二極分化」っつーよか「一極集中」に加速がかかったよーにも見えるンだケド。第一、「牛歩作戦」が端的に象徴するよーに「場当たり的に問題を先送りにするしか能がナイ」ってのが民主党だと思うケド。「牛歩」と称して、しょーもない「パフォーマンス」を「会議中」に連発するだけで、決議には全く影響なしとゆー。オレには、今回の選択肢は又吉イエス様以外にはなかった。だって「唯一神」で在らせられるよーだし。苦しい時の神頼みってゆーだろ。いや、もー、ホント。日本には「神様」が必要だろ。小泉純一郎に替わる「神様」が。日本を担う「神様」が。
そーだった。小泉純一郎は「神」だった。苦しい時の頼める「神」だった。あの人気、あの支持率の正体は「苦しい時の神頼み」だった。でも、結局「苦しい民」のための「神」ぢゃナイらしーのが判って来たので、別の「神様」を探して、為す術も無く民が右往左往。選挙にオレが毎回感じる「実体」のなさって、結局そーゆーコトだった。と、今回TVを見ながら思ってた。「神の国」は遠いなぁって。神の国ニッポン。投票にもイカナイヤツに、そンなコト書く資格ナシ?そンなン知らン。
「お上には逆らえない」。長きに渡る「軍事政権」の支配は、そーやって身に滲みて、苦しい民を縛り続ける。逆らったら「切り捨て御免」。今ぢゃ逆らわなくても切り捨てられちゃうしナ。って気がして来た。そンなミョ〜な諦念を抱えて生きるのがイヤで「神」に頼ンだら、その「神」が「お上」。あー、また何かヘンなコト書いてンな、オレ。
も〜そろそろ、マヂで「軍隊」持つか?全ての武器を楽器に。民主党から出馬した喜納昌吉は、そー言って票を集め当選した。その楽器で一体どンな音楽を奏でるのか。かつてロシアに詩人がいた。彼はギターを片手に歌った。その歌を危険視した政府は彼を投獄し、腕をつぶし、ギターを弾けなくした。しかし、彼は歌い続けた。その歌は人々の記憶に、今も生き続けているだろうか。